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「300(スリーハンドレッド)」 肉体を鍛え上げた男たちの見事な戦い

「300(スリーハンドレッド)」 肉体を鍛え上げた男たちの見事な戦い

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○あらすじ
ギリシア(ギリシャ)のスパルタでは、強い兵士を育てるために過酷な訓練が行われていた。

まず、新生児は体の強い子のみを生かす。そしてその子らには厳しい戦闘訓練を課し、食べ物を与えずに飢餓に耐えさせることもある。

荒野の試練では、独りで獣を殺し、生きのびなければならない。そうした試練に耐えたものだけが、スパルタの戦士となるのだ。

スパルタの王、レオニダス(ジェラルド・バトラー)の元を、ペルシア(ペルシャ)の使者が訪れた。使者は、スパルタに「土と水」を要求する。

すなわち、降伏せよ、そうでなければ攻め込むという要求だった。

しかし、スパルタの戦士は決して降伏はしない。欲望に腐敗したデルフォイ(預言者)たちは戦争を許さなかったが、レオニダスは独断でペルシアとの戦争を選んだ。

スパルタに押し寄せたペルシア軍は100万人、それに対しスパルタ軍はたったの300人の兵士だった…。

○感想・レビュー
圧倒的な敵勢力を前に、ひるむことなく戦いを挑んだスパルタの戦士の死闘を描いた作品です。

映像は色彩が独特で、全体に青と灰色のようなトーンです。この色彩が、戦争の非情さや絶望的な戦いに覚悟を持って臨むスパルタ兵の心情を表している気がします。

また、スローモーションも多用されていて面白いのですが、私としては「そこをあえてスローにしなくても、その分もっと話を膨らませてよ」と思ってしまいました。

この作品の見どころのひとつは、厚い胸板と割れた腹筋、丸太のような腕という鍛え上げられた男たちの肉体美です。これでもか、といわんばかりにスパルタの兵士のみならず、戦争に行かない評議員まで素晴らしい肉体です(笑)。

これほどマッチョを堪能できる映画もあまりないと思いますので、マッチョ好きな方にはそれだけでもおすすめします(笑)。

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私はこの映画をテレビ朝日で観たのですが、テレビ朝日の解説によると、主役のジェラルド・バトラーは一日4時間、数ヶ月であの肉体を造り上げたとか(もちろんいつも鍛えている上で、ということだと思いますが)。

それだけでなく、他の出演者も事前に体を鍛えておくように言われたそうです。俳優は大変な仕事ですね。

圧倒的な敵勢を前に、レオニダス王は壁を築いて敵を「灼熱の門」という谷間に誘い込む作戦を採ります。

そこからスパルタ軍の戦いが始まるのですが、盾を構えて密集し、槍で敵を倒す策などが楽しめました。

スパルタ兵はよろいを着けないのですが、それにも関わらず敵兵をなぎ倒していく様は迫力満点です。

特にペルシアの巨人とレオニダスとの戦いはすごかったです。

他に気になったシーンを挙げると、ペルシアのクセルクセス王が玉座から降りるとき、人の背を階段にしています。ひどいですね。


ストーリー

さて、物語はとてもシンプルな筋書きです。王位を狙う評議員や裏切り者のエピソードもあるのですが、基本的に戦争のみを描いたストーリーです。

そのストーリーが、少しテンポが遅く、私は観始めたときに「この映画はいまいちかな」と思ってしまいました。

しかし、ぜひこの映画は最後まで観てください。奇跡でも起きない限り勝てない戦争になぜレオニダス王は300という少しの兵で臨んだのか、そして王がディリオスに託したメッセージの意味とは。

王の深い真意を知ったとき、エンディングで感慨深いものがありました。

リアルで迫力のある戦闘シーンが楽しめるのはもちろん、上記のような深さも込められています。けっこうお勧め(おすすめ)です。
評価:  3.5点(5点満点)
(本作には軽い暴力表現あり)

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