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アイ・アム・レジェンド

アイ・アム・レジェンド

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○あらすじ
舞台は2009年のアメリカ。クリピン博士は、すべてのガンに有効な薬をウイルスを利用して作り出した。

それから3年後。ニューヨークは人が一人もいない巨大な廃墟と化していた。道路には草や木が生い茂り、鹿が飛び跳ねる。

道路には多くの自動車が停まったまま。

そんなニューヨークの街を猛スピードで駆け抜ける一台のスポーツカー。それに乗っているのは、ロバート・ネビルと愛犬のサムだ。

スコープの付いたライフルを常に携帯しながら、食料を探し、レンタルビデオ店のマネキンに声をかけるロバート。

ロバートの腕時計は日没の頃になるとアラームが鳴る。そうすると、ロバートは家の扉を全て閉め、サムとバスタブの中で眠る。夜になると、家の外では恐ろしげな声が響いていた…。

○感想・レビュー
ウィル・スミス主演のアクション映画です。私も公開当時、ウィル・スミスがライフルを担いでいるポスターが印象に残っていました。

まず驚いたのが廃墟となったニューヨークです。

ドラえもんに「独裁者スイッチ」や「鏡面世界」という、誰もいない世界の話が出てきます。私もこういう世界に行ってみたいなといつも思っているのですが、それが見事な映像で表現されているのです。

あんなリアルな廃墟を映像化できるのですからすごいですね。

コンピュータ・グラフィックス(CG)を使っているのでしょうが、どうやったら空を多くの鳥が飛び交い、アスファルトは草に覆われ、道路標示は見えないほどにかすれ、地下道路には水のたまったニューヨークを描けるのかわかりません。

このニューヨークは一見の価値ありです。

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そして自分以外に誰もいない巨大な街を歩くロバート。とても不気味です。

一方、愛犬のサムはたぶんシェパードでしょうが、とてもかわいいです。ロバートが筋トレをするところではウィル・スミスの見事な肉体を見ることができるのですが、彼の横でトレッドミルを走るサムがとてもいいです。

停泊した軍艦の甲板には軍用機が放置されていて、その尾翼からゴルフをするシーンはとても印象的でした。いいショットを打てても反応してくれる人がいないというのはすごく寂しいですね。

ロバートが眠りにつくたびに、過去に何が起きたのかが語られます。謎の感染が広がり、ニューヨークは封鎖され、ロバートの家族は…。


生存者は

そして誰か生存者がいないかというかすかな希望を求めて、ロバートはAMラジオで自分のことを発信しますが、港のところで壊れた橋をバックに、寂しげに他の生存者を待つロバートがなんとも淋しげです。

ロバートは地下室である研究をしています。感染してしまった人間を治すための血清をつくろうとしているのです。しかし、感染して凶暴化した怪物、ダークシーカーを被験者として試すのですが、効果はなし。

自分と愛犬しか存在しないという真の孤独。その中でロバートはだんだんと理性を失ってしまいます。

中盤からはまったく先が読めず、次の展開が気になって仕方がありませんでした。

ダークシーカーとの戦いも迫力たっぷりに描かれています。

そしてラストは、これまた私の予想外の結末でした。

映像も、演出も、そしてストーリーも手堅くつくられた映画でした。ただ、物語にもう一つなにか意外性があれば、最高の出来になったと思うのですが。

とにかく巨大な廃墟と化したニューヨークの雰囲気は特筆ものです。残念ながら傑作とまではいきませんでしたが、楽しめる佳作です。
評価:  3.5点(5点満点)

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