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「ザ・シューター 極大射程」陰謀に巻き込まれたスナイパーの反撃

「ザ・シューター 極大射程」陰謀に巻き込まれたスナイパーの反撃

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○あらすじ
元アメリカ海兵隊のスナイパー(狙撃手)だったボブ・リー・スワガー。彼はエチオピアでの任務の際に、相棒のドニーを亡くしていた。

それ以来山奥で暮らしていたスワガーの元をCIAのジョンソン大佐が訪れる。ジョンソンはスワガーに、大統領の暗殺計画があることを明かし、暗殺を防ぐために協力してほしいという。

愛国心からジョンソンたちに協力するスワガー。大統領の警護は半径1600メートルという大規模で行われる。

彼は暗殺計画はフィラデルフィアで行われると分析し、スナイパーの陣取るであろう場所も特定する。

そして、大統領が演説を始めた。風を読み、暗殺を防ぐために指示を送るスワガーだったが、なぜか逆に警官のティモンズに銃で撃たれてしまう。

そしてテレビでは、大統領が撃たれたというニュースが飛び交っていた…。

○感想・レビュー
私の好きなスナイパーが登場する映画です。まずうれしいのは、狙撃シーンがたくさんあることです(ちょっと物騒な話になってしまいますが)。

けっこうスナイパーが登場する映画でも、狙撃シーンが少ない映画って多いんですよね。「山猫は眠らない」でもそんなに多くありません。

その点、このザ・シューターはスナイプやスワガーの優れた戦略が存分に楽しめます。戦闘シーンは迫力十分! 草などで偽装しつつ、静かに標的を狙う緊張感もしっかり伝わってきます。

また、長距離射撃には風、温度、湿度、高度なども計算するというような話が出てくるのもうれしいところです。

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狙撃以外でも、街中でのカーチェイスや、パトカーに囲まれて「おい、どうやって逃げるんだ」と思ってしまうシーンなどが印象に残りました。

特にこのシーンでは、そうやって逃げるのかと感心してしまいました。私も同じ目にあったらああやって逃げようと思います(笑)。

それから、洗車しながら中で傷の応急処置をする場面もリアルでした。なるほど、あれなら外から見えません。

リアルなスナイパー(狙撃手)を描いているという点では私のツボを突いた作品です。

一方、ストーリーですが、大統領暗殺を防ごうとするスワガーが逆に陰謀に巻き込まれるという冒頭は面白く、物語に引き込まれました。

また、FBIのメンフィス捜査官もいい味出していましたね。とても自然な演技でした。頼りない警官だったのに途中から心強い味方になります。

ただ、この映画の背景にある陰謀や、それに関わった人物たちの描き方は、紋切り型というかよくあるパターンという感じで、新味に欠けたといわざるを得ません。

もう一ひねりあると、もっと楽しめるストーリーになったはずです。そこがやや残念です。

それから、前述のように狙撃シーンや戦闘シーンは楽しめましたが、せっかくスナイパーが主人公なのですから、もっと「極大射程」を物語に織り込んでほしかったです。この点はもったいないなあ、と思いました。

結論としては、リアルな狙撃手を描いている点はとても良かったですが、ストーリーや場面設定でさらに工夫すればもっと良い作品になったのに、と思います。惜しい映画ですが、スナイパー好きにはおすすめです。
評価:  4点(5点満点)

ちなみに、私はこの映画を見た後に原作「極大射程を読みました。話の面白さでは原作のほうが数倍上です。巨大な敵を相手に相棒とライフル一本で立ち向かうボブ。

その戦いぶりと、陰謀。張り巡らされた伏線。まさにサスペンスの醍醐味を堪能できる傑作でした。

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