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「スターウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」 壮大なスペースオペラの序章

「スターウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」 壮大なスペースオペラの序章

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○あらすじ

遠い昔、遥か彼方の銀河系で…。銀河共和国では、通商連合と辺境の惑星とで、関税を巡る対立が生じていた。通商連合は、惑星ナブーを包囲し、宇宙船の往来を封鎖した。

共和国の最高議長は、事態の収拾を図るため、2人のジェダイの騎士を特使としてナブーへ派遣した。

ジェダイとは、念力や予知能力など特殊な能力を持った者で、光によって敵を斬ったり、金属を切ったり、レーザービームをはねかえせるライトセーバーという武器を使う。

この2人のジェダイは、クワイ=ガン・ジンとオビワン・ケノービである。オビワンはクワイのパダワン(弟子)だ。

2人は通商連合の総督と面会するが、総督らは、ダース・シディアス卿という謎の人物と何かを企んでいるようだった。

総督は毒ガスでジェダイを殺そうとするが、ジェダイは脱出する。

グンガン族のジャー・ジャー・ビンクスと出会ったクワイたちは、グンガンの助けを借りてナブーの首都へ行く。

ナブーの首都、シードで女王のアミダラ(ナタリー・ポートマン)を救い出したジェダイたちは、アミダラとともにナブーを抜け出し、宇宙船で銀河共和国の首都、コルサントを目指すのだった。

しかし、ナブーから脱出する際に通商連合の攻撃を受けたアミダラたちは、宇宙船の修理と補給のために砂漠の惑星、タトゥイーンに降りる。

そこで彼らの出会ったのは、ジェダイの持つ力「フォース」をけた外れに持つ少年、アナキン・スカイウォーカーだった。

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感想・レビュー

私の大好きなジョージ・ルーカス監督のSF大作、「スター・ウォーズ」のエピソード1です。

スターウォーズは映画で全6作が作られています。もともとスター・ウォーズの第1作はルーク・スカイウォーカーたちが銀河帝国と戦うという物語でした。

この第1作はのちにエピソード4「新たなる希望」と名づけられました。

ジョージ・ルーカスがこの第一作を製作したときには、途中で資金繰りが苦しくなったり、ハン・ソロ役のハリソン・フォードらも子供だましの映画だと思っていたそうです(局名や番組名は忘れましたが、スター・ウォーズ製作を取り上げたテレビ番組から引用)。

ところがこの第一作が予想以上に世界中で大ヒットしたため、続けて第2作(のちのエピソード5 帝国の逆襲)と第三作(後のエピソード6 ジェダイの帰還)も製作されました。

当初、ジョージ・ルーカス監督はスター・ウォーズを全9作つくる構想でした。そして、現在までにエピソード1から6までが作られたわけですが、残念ながらエピソード7以降、つまりルーク・スカイウォーカーらの活躍の後を製作する予定はないようです。

さて、本作品「ファントム・メナス」では、エピソード4にも登場するオビワン・ケノービと、その師匠であるクワイ=ガン・ジンの活躍が描かれています。

後に重要な役割を果たすマスター・ヨーダも登場します。

スターウォーズはエピソード4が公開されたとき、SFX(特撮)技術の素晴らしさに観客は驚嘆しました。エピソード1では、コンピューターグラフィックス(CG)が多用されて、さらにリアルな宇宙船やロボットの動きなどを見ることができます。


気に入ったシーン

それでは私が気に入ったシーンなどをご紹介します。

ナブーで毒ガス攻撃を受けたクワイたちですが、どうやって助かったのでしょう? ジェダイは息を長く止めていられるのでしょうか。それともグンガンの水中都市に行くときに使った小型の呼吸器などを使ったのでしょうか。

ちなみにジェダイという名前は、日本語の「時代」から取ったそうです。

クワイたちを襲うロボット、ドロイディカス。可変型で、シールドも付いているとはエピソード4から6の頃に比べるとグラフィックスがとても進化しましたね。

私はナタリー・ポートマンが好きなので、彼女が出演しているのはうれしいです。アミダラ女王の服装や髪型には日本などアジアのテイストが入っていますが、あの髪型はすごいですね。

元老院議員のパルパティーンは顔からして何か企んでいる雰囲気がたっぷりです。

ジャー・ジャー・ビンクスの吹き替えは「ゲゲゲの鬼太郎」の目玉おやじの声でおなじみの田の中勇さんが担当しています。田の中さんは最近逝去されて寂しいです。

グンガン族の水中都市は素晴らしい景色でした。魚もいっぱい泳いでいました。

ジェダイたちはボンゴという乗り物で水中からナブーの核を抜けるのですが、このシーンは必見です。私のこの作品で一番好きなシーンです。

暗い水中をうごめく巨大な生物に圧倒されます。すごい迫力です。

ナブーの首都、シードもCGで細部まで書き込まれていました。船が空中をたくさん移動しているのがすごいです。空や雲も美しいです。

共和国に連絡するために宇宙船に乗り込む一行ですが、その中にR2D2と、同型のロボットが何台も乗っています。R2D2は最初から大活躍。

共和国の首都コルサントの景色もきれいでした。なにしろ浮遊する空港に着陸するのですから、エピソード4の頃の技術では考えられない描写です。

ただ、CGが素晴らしいとは思うのですが、乗り物などがいろいろ描き込まれすぎて、私の画像処理能力を超えているせいか、映像を見たときの衝撃はやはりエピソード4にはかなわない気がします。

エピソード4の冒頭のスター・デストロイヤー登場のシーンには本当に圧倒され、あのシーンだけでスター・ウォーズは観る価値があると思います。

最近のCGが多用された映画全般に思うのですが、一昔前のシンプルな特撮の方が迫力を感じます。

あのジャバ・ザ・ハットの支配する砂漠の惑星、タトゥイーンでは、ダース・シディアスの弟子であるダース・モールがジェダイたちを襲います。

一方、アミダラの侍女、パドメたちは不思議な少年、アナキン・スカイウォーカーに出会いますが、アナキンがとても重要な人物であることはスター・ウォーズファンはよくご存知でしょう。

アナキンと母、シミは奴隷としてつらい暮らしを強いられてきました。強い絆で結ばれた母と子ですが、それが物語にこれから大きく影響してくるのです。


ポッドレース

パドメたちがパーツを手に入れるためにアナキンはポッドレースという危険なレースに出場しますが、ポッドレースの迫力がこれまたすごい。

アナキンの家には彼の作った3POも登場します。3POは私の大好きなキャラというかアンドロイドです。自分が裸なのを恥らう3POが楽しいです。

アナキンの雇い主との交渉を有利にするために、念力でダイスの目を変えるクワイ。もっと念力を使えばよいのに、と思ってしまうのは私だけでしょうか。でも、フォースを乱用するのはいけないのでしょう。

ポッドレースではセブルバの悪役ぶりがぬきんでています。砂漠の強盗、タスケンにアナキンたちのポッドを狙撃させたのもセブルバでしょうか。タスケンもライフルでポッドを撃つのですから、腕が立ちますね。

ポッドレースの終盤でアナキンをピンチが襲いますが、冷静沈着に対応するところは、やはりジェダイの素質ありです。

元老院議会ではアミダラがナブーの窮状を訴えるのですが、空飛ぶ円盤に乗って移動する議会が面白いです。やはり牛歩戦術などもあるのでしょうか。

ジェダイ評議会ではアナキンの今後を巡って議論が交わされます。マスター・ヨーダが若いです!

アナキンは「フォースにバランスをもたらす者」と予言にある者だとクワイはアナキンをパダワンにしようとしますが、アナキンの未来が見えぬと反対するヨーダたち。

フォースにバランスをもたらすということの意味は、続編で明らかになります。

ナブーでの戦いは、巨大な戦艦も登場して迫力がありました。ジャー・ジャーが将軍に抜擢され、意外な大活躍をします。


全体の感想

作品全体の感想としては、やはりスターウォーズの世界を観られるだけでもファンにはうれしいです。宇宙での戦いなどもきれいなCGで描かれ、楽しめるのですが、前述のように私はエピソード4以降のシンプルな画面の方が迫力を感じました。

エピソード4の衝撃には及びませんが、次から次へとスリルあるシーンを楽しめるところはさすがです。おすすめの作品です。

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