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「硫黄島からの手紙」 ネタバレ有りレビュー

「硫黄島からの手紙」 ネタバレ有りレビュー

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「硫黄島からの手紙」のネタバレがありますので、未見の方はご注意ください。

摺鉢山に配備された西郷たちでしたが、敵襲によって退却を迫られます。栗林は退却して自分たちと合流するように命じますが、ここの上官はそれを拒んで全員に自決を命じます。

手榴弾でみずから死を選ぶシーンはとても衝撃的で、悲惨なものでした。

必死の思いで逃げてきたにもかかわらず、なぜ死ななかったと伊藤に詰問され、首を切られそうになるところも、怒りがこみ上げてきました。中将の命令に従っているのにという矛盾を感じます。

しかし、危ういところを中将が助けてくれます。まあ、伊藤もそういう教育を受けてきたからそういう考えになったのですが。

米軍が攻めてきて、日本軍も機関銃やライフルで応戦します。掩蔽壕(屋根などで覆った塹壕)から銃撃する日本兵。しかし敵は接近して火炎放射器で焼き払うのです。本当に恐ろしいものです。

馬術でオリンピックに出場し、金メダルを獲得した西竹一中佐。彼の馬が負傷する場面は動物好きとしていたたまれないものでした。そしてそれを嘆く西さんの姿も。

その西中佐の言葉を受けて、自分は降伏するという加瀬亮演じる兵士。彼は結局投降したにもかかわらず、殺されてしまいます。

これはジュネーブ条約違反だと思いますが、米軍兵士は鬼畜米英などではなく、普通の人間だ、と思って投降したのにこれではひどすぎます。

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結局、戦力差にもかかわらず持久戦を続けた日本軍ですが、最後の突撃をかけることになります。しかし、栗林は西郷をそこに連れていきませんでした。

おそらく、その理由の一つは西郷に妻子がいることを知っていたからだと思います。

栗林も敵の銃撃を受けて負傷、部下の手で死にます。その前に彼は西郷に、敵に見つからないように自分の遺体を埋めて欲しいと頼むのでした。

おそらく西郷は、捕虜となった後に終戦を迎えて妻子のもとに帰れたのでしょう。しかし、彼の心のなかにはずっと、この戦争のことが残ったに違いありません。

ラストシーンで兵士たちが本土の家族や恋人などに宛てた手紙が発掘されます。彼らは手紙が届かないことを知りながら、書いたのです。非常に悲しい事だと思いました。

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