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プライベート・ライアン ネタバレ有りのレビュー

プライベート・ライアン ネタバレ有りのレビュー

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カパードが狙撃されてしまうシーン。ジャクソンは400メートル先の塔から撃ったと見抜きます。

一方、敵スナイパーは2発目を撃ってきません。これはカパードを助けに来る人も撃つという非常な作戦でしょう。

ジャクソンは風を読んで照準補正し、祈りの後にみごと一撃でスコープと敵を打ち抜きます。

ジャクソンは仰角(見上げる角度)での射撃だったので、難しい狙撃でしたがみごと一発で味方の危機を救いました。

ただ、カパードは父親への手紙を気遣いつつも亡くなりました。

次に、認識票の中からライアンの名前を探すシーン。それが見つかれば、救出隊の任務も終わりです。チェックした票を混ぜてしまうシーンは面白かったです。

安全なキャンプに到着できた開放感もあったのでしょう、認識票について軽口を叩いてしまいますが、それをじろじろ見る他の兵士。

認識票があるということは、それだけの兵士が戦死したということです。それについてふざけてしまうのはやはりまずいです。

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ライアンの行方がわかり、そこに向かう途中で敵のレーダー基地を発見。迂回しようというライベンたちと、敵を叩くというジョン。

ライベンたちの気持ちもよくわかりますね。任務に関係ないのに危険を引き受ける必要はないですから。

ここで衛生兵のウェイドが敵の機関銃に撃たれてしまいます。敵を倒した後、命乞いをするドイツ兵。この兵を銃殺しようと主張するライベンらと、違法だから殺してはいけないというアパム。

結局ドイツ兵を生かしたジョンに対し、ライベンは自分は降りるといいます。ライベンの気持ちも分かります。

そこでなぜか出身地を当てる賭けの賞金はいくらになってる?と聞くジョン。彼はもともと国語の教師だったと話し出します。

しかし今では、自分が教師だったと言っても信じてもらえないような顔つきになってしまったと嘆くジョン。自分の判断で部下が死んでしまうというのは非常につらいと思います。

開けた草原を進む救出隊。そこに敵の戦車が登場しますが、ジョンたちは対戦車砲などは持っていません。見ている私も絶望的な気分になりましたが、なんとここに友軍が。ほっとしました。


ライアンに会えた

ようやくライアン二等兵(マット・デイモン)に会えた一行。ここは連合国軍が向こう岸に渡るための貴重な橋でした。

しかし、ライアンは立派な兵士でした。仲間を見捨てて自分だけアメリカに帰ることはできないというのです。確かに、軍人として仲間を見捨てたとすれば、それは一生心の重荷になったでしょう。

ライアンもつらい決断でした。

結局ジョンたちもライアンたちとともにこの橋で戦うことになりました。この最後の決戦はすごかったですね。

自分たちの武器は残り少ない。逆に敵は戦車で来る。逃げ出したくなります。

ジョンが作戦を立て、戦車をある道におびき寄せようとします。そして靴下を利用した「くっつき爆弾」で戦車のキャタピラ(無限軌道)を破壊しようというのです。

ジャクソンは他の兵士と高いところに陣取り、狙撃と監視をします。そして辺りに不気味な戦車の音が響きます。

戦車4両と歩兵50人ほどが向かって来たのです。1台目の戦車が直進したのには私もがっかりしました。

みごとに戦車を動けなくして、あとはメリッシュたちが機関銃で歩兵を掃討します。作戦は上手くいきましたが、敵は次から次に来ます。

おまけに敵の機関砲が強く、アメリカ軍は不利に。

アパムは新米なので機関銃の弾を持っておく役割でしたが、恐怖から動けなくなってしまいます。結局アパムがメリッシュのところにもっと早く行っていれば、味方が死ななくて済んだのです。

そのため、アパムは絶対に許せないと思いました(そう思わせる役者さんの演技もみごと)。ただ、実際の戦場でも新米の兵士は銃撃を受けると立ちすくんで動けなくなると聞いたことがあります。

私だってもし戦場に行けばアパムみたいになってしまうかなあ、とも思いました。でも許せないなあ…。

ライフルなどで応戦していたジョンたちですが、どんどん劣勢に立たされます。塔の上のジャクソンはみごとな狙撃で敵を次々に倒していきますが、戦車の砲塔がこちらを向き、残念ながら直撃を受けてしまいました。

マイクもやられ、ジョンたちは橋の向こうに行って橋を爆破しようとします。

一方、アパムは目を疑う光景を眼にします。レーダー基地で自分が助けるように主張したあのドイツ兵が自分たちを撃っていたのです。まあ、これが戦争の現実なのでしょうね。

戦車が橋を渡り始め、拳銃で虚しく応戦するジョン。最後まで戦うところは素晴らしいです。しかしもう駄目か、と思った瞬間、なぜかドイツ軍が攻撃を受けます。

連合軍の戦闘機が爆撃をしたのです。一転してドイツ軍は壊滅。

アパムは投降してきた兵の中から、レーダー基地の男だけは射殺したのでした。

ジョンはライアンに、自分たちの死を無駄にしない生き方をしてくれ、と頼んだ後に息を引き取ります。

そして月日が経ち、ライアンはジョンの墓を訪れたのです。自分はジョンたちの死に報いることができたか、と妻に聞くライアン。


多くの人を不幸にする戦争

先生をしていたのに、戦争が起きたために100人近い部下を死なせてしまったジョン。カパードが子供を連れていくのに反対したのも、レーダー基地を攻撃するという判断も、自分の部下や自国の兵士を失いたくないという気持ちがあったからかもしれません。

彼の右手の震えは、苦渋の決断を重ねて重荷を背負い過ぎた彼の心の叫びを表しているような気がします。

ライアンにしても、自分を助けるためにジョンたちがほとんど戦死してしまったという重荷を背負い、それに報いるためにその後の人生を懸命に生きたに違いないと思います。それはつらいことだったでしょう。

レーダー基地のドイツ兵にしても、なんとか命乞いをして、助かったので祖国のために再び銃をとったのでしょう。

こうして考えると、戦争というものはほとんどの人を不幸にするものでしかない、と強く感じました。

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