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龍馬伝 第32回

龍馬伝 第32回

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○あらすじ

桂小五郎と面会する約束を反故にして、西郷吉之助は下関に寄らず、京都へ行ってしまった。

その西郷を追って、坂本龍馬(竜馬)と中岡慎太郎は京へ向かう。しかし、薩摩藩邸で西郷に会おうとした彼らだが、西郷は今は会えないとのことだった。

憤る中岡だが、龍馬はおとなしく出直した。その頃の京都は、新撰組が攘夷派の志士を厳しく取り締まっており、危険だった。そこで、二人はしばらく分かれて行動することにした。

龍馬は寺田屋に泊まろうと思ったのだが、なんと新撰組局長の近藤勇が来ているというのだ。近藤はお龍のことが気に入り、通いつめているという。

お龍を逃すために、龍馬は近藤の部屋へと入った。

江戸幕府との戦争に備えている長州藩の陣屋。そこに高杉晋作が来るが、高杉は桂小五郎に、武器が手に入らなかったと悔しそうに語る。一方、幕府は戦力を整えていた。

岩崎弥太郎は、後藤象二郎の命令で、土佐の山の中にいた。なんで自分がこんな仕事をしなければならないと嘆く彼であった。

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○感想・レビュー

西郷が桂との面会をすっぽかした理由としては、窮地にある長州に対して自分が頭を下げずともよい、と西郷が思ったからだという説があります。

一方、この龍馬伝では、下関へと向かう船内に隠密(スパイ)がいて、幕府に計画が知られてしまったおそれがあるからだということになっていました。

興味深い説だとは思いますが、薩摩藩はもともと部外者がおいそれとは入れない特殊な藩でした。また、西郷自身がこの長州と手を結ぶという計画が漏れてはこの話は駄目になるといっていたくらいですから、隠密が入らないように厳重警戒だったと思います。

加えて、船内の隠密の一人はどこへ逃げたのでしょうか。海に飛び込んで泳いで逃げたとは考えにくいです。まあ、盗んだ文書を油紙に包んで頭に載せて遠泳したなら可能かもしれませんが。

こうしたことから、今回の説は現実性に乏しいと思います。

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龍馬が薩摩藩士を名乗って近藤勇と酒を飲むシーンですが、あんなに簡単に近藤がやられてしまうとも思えません。あんなに隙があっては新撰組は務まりません。

また、新選組副長の土方歳三は、襲われることに備えてあまり酒を飲まなかったそうです。近藤も一人のときは特に、そうしていたのではないでしょうか。

私が近藤ならふすまを龍馬がバンと勢いよく開けた時点で斬りかかるでしょう。また、実戦経験では近藤の方がはるかに勝っています。

こうしたことから、これもリアリティーに欠けると思いました。もちろん物語ですから、創作の部分があってよいのですが、現実性に欠けすぎるとどうかと思います。

そして、近藤がしばらく寝ているだろうからと龍馬が寺田屋に留まって風呂に入るのも、ありえないと思います。敵の首領がいるところに留まるはずがありません。また、風呂は一番無防備になります。

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さて、風呂に入っている龍馬を探る怪しい目がまさかあの人物とは思いませんでした。

頭を上げてくださいというのに全然頭を上げない場面も面白かったです。

一方、西郷から会うと坂本たちに伝えてきました。桂は激怒しているだろうから会えないという西郷。薩摩が生き残るためには長州と手を結ぶしかないという中岡。

そこで龍馬はほかの人の考え付かないアイデアを披露します。手土産を持っていくというのです。このあたりが龍馬の龍馬たるゆえんだと思います。

しかし、それをしたら幕府に戦を仕掛けるのと同じことだと考え込む西郷。高橋克実さんが熱演でした。

番組後のコーナーでは中岡慎太郎の紹介でした。ゆずの栽培を進めるなど、故郷にも貢献したんですね。

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