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龍馬伝 第38回

龍馬伝 第38回

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○あらすじ

1866年(慶応2年)3月10日、坂本龍馬とお龍は薩摩藩士に伴われて薩摩藩へ到着した。

海岸で桜島の雄大な景色を眺める龍馬。二人の鹿児島への旅行は日本初の新婚旅行と言われている。

温泉に入って傷を癒す彼だが、左手の負傷跡はまだ自由には動かなかった。霧島連山の高千穂峰を登ることにした竜馬は、幼い案内者を連れて山を登る。

薩摩藩邸を英国公使のパークスが訪れた。英国は薩長を支援すると約束する。

一方で江戸幕府はフランスと関係が悪化していた。

亀山社中は洋帆船ワイルウエフ号で米を薩摩まで運ぶという大仕事を任されていた。池内蔵太は自分に任せろというのだが…。

芸者のお元に池が会いに来た。池は彼女に、自分と夫婦になってほしいと頼む。そんなことを言ってくれたのはあなたが初めてだと、お元は感激して受けるのだった。

岩崎弥太郎は、後藤象二郎から、大役を任された。長崎で異国相手に商売をする世話役をおおせつかったのだ。しかし通訳が必要だと心配する弥太郎につけられたのは、ジョン万次郎だった。

同年6月7日、幕府はついに長州に攻め入った。薩長が手を結んだことを幕府が知っていたにも関わらずだ。兵士数は長州が4000に対し、幕府は15万。

このことを知った龍馬は、西郷吉之助に薩摩は援軍を出さないのかと問うが、西郷は援軍を出すときは幕府を倒すときだ。戦なしに幕府を倒すのは無理だと答える。

それを聞いた龍馬は社中にとって重大な決断をする。

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○感想・レビュー

今回は薩摩での温泉や高千穂峰の美しい景色を堪能できました。特に山上からの風景はまさに絶景でした。

夫婦での旅行は、日本のために働く龍馬にとって休息のひと時となったことでしょう。ただ、別に頂上で天の逆鉾を彼が引っこ抜く場面での効果音などの演出はいらなかったのでは、と思います。

龍馬が天の逆鉾を抜いたのは史実ですが、ただ自然に抜けばよかったきがします。

どうも龍馬伝は後半に入ってから、演出過剰が気になってしまいます。物語には静と動があってこそ盛り上がると思うのですが、毎回「動」ばかりで、不自然な感じがしてしまいます。

今回も、淡々と夫婦水入らずの旅行を描けばよかったのではないでしょうか。

池の最期は残念でした。大嵐にあって船が沈んでしまったのです。お元と池が婚約していたというのは史実なんでしょうか。事実ならよいのですが、作者の創作だとすると、ここでも演出のしすぎを感じます。

十分に龍馬の生き様だけで波乱万丈なのですから、そう無理やりに各人物に人間ドラマをあてがわなくてもよいのではないか、と思ってしまいます。

社中は長州とともに幕府との戦いに加わると決めた竜馬。それに対し、沢村たちは反発します。戦なしで日本を変えるという志を変えるのか、と。

しかし、龍馬は「今自分たちが立ち上がらなかったら、この国はなくなってしまう。それでは志を果たせない」というのです。戦を避けたかった彼にとっても、苦しい決断だったでしょう。

そしてブーツを履いて出発する龍馬。実際に上野彦馬の撮った写真には、ブーツ姿の龍馬が写っています。

今回で第3部は終わりです。いよいよ結末に向けて走り出します。

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