映画・ドラマ感想百科 » 坂の上の雲 »

坂の上の雲 第11回のネタバレ有りレビュー

坂の上の雲 第11回のネタバレ有りレビュー

スポンサード リンク

このエントリーをはてなブックマークに追加







旅順攻囲戦で白襷隊は夜間に攻撃を仕掛けました。鉄条網を切って敵陣に近づこうとしますが、無残にもそこに砲撃が。本当に戦争とはひどいものです。

十分な砲弾を与えられず、肉弾となるしかなかったのです。兵をむざむざ殺しているのは自分だと苦しげに乃木が述べるところが印象的でした。

ここに来て乃木は、ついに要塞攻略を断念し、203高地を攻撃目標にすることを決めます。203高地を取れば、そこから旅順港艦隊を砲撃できるからです。

このままでは死んだ兵に申し訳ない、やれることをやるという乃木。戦地で命を落としたり負傷する兵士ももちろんですが、多くの部下が自分の指揮によって死んでいく指揮官というのもつらいでしょうね。

柄本明さんの抑えた演技がとてもよかったです。妖怪人間ベムでも抑えた演技で謎の男を演じています。


乃木の息子も戦死

渡辺謙のナレーションで、この時代は国家が生き抜くために庶民が犠牲となったとありました。日本も国民皆兵で、庶民が戦に参加したわけです。

児玉は軍法会議も覚悟しつつ、乃木希典に代わって自分が旅順で指揮を取ることを決意します。

旅順では大迫尚敏(なおはる)率いる第7師団が前進不可能になり、乃木保典(やすすけ。乃木希典の2男)が伝令に行くことになります。砲弾の飛び交う中、兵の死体が転がる中を必死で進みます。

まさに地獄です。しかし、戦死してしまいました。乃木さんは二人のお子さんをこの戦争で亡くしたんですね。

スポンサード リンク


児玉の指揮

203高地をみごと占領した村上連隊でしたが、残っていた戦力はわずかに40人。援護も得られず、夜が明けて再びロシアに奪回されてしまいました。

これを聞いて憤る児玉。なぜ彼らを守ってやれなかったのか、というわけです。

乃木は児玉に、自分は1万2千の将兵を殺した、いずれは自分も突撃すると覚悟を打ち明ける。児玉は、自分も要塞を甘く見ていた、指揮権を借用させてくれと頭を下げて頼みます。

児玉は28サンチ榴弾砲を移動させ、味方に当たるのも覚悟の上で援護砲撃をするという作戦を実施します。味方に当たっても、援護のない肉弾戦で犠牲者を多く出すよりはるかに味方を助けられるというわけです。

ちなみにこの作戦については、資料がなく司馬遼太郎の創作ではないか、とwikipediaにはあります

砲撃による援護を受けて、兵士たちが突撃、敵の陣地に行って白兵戦になります。土砂の降り注ぐ塹壕や銃剣での戦いがリアルでした。

こうした激しい戦いの末、ようやく高地の頂上に日の丸が立てられました。


日本の勝利

早速通信で203高地から旅順港が見えるかどうかを尋ねる児玉に、「丸見えであります」という返事。そこで、ただちに港のロシア艦隊に向けて砲撃を開始します。

予期せぬ砲撃に逃げ惑うロシアの兵士たち。日本軍が勝利しました。

203高地では、負傷した兵たちが収容されます。そこを視察する乃木。なんとこの戦いでは、気温が零下10度だったそうです。厳寒の中、両軍の兵士は死闘を繰り広げたんですね。

やはり戦争はいけないと思った次第です。

乃木は自作の詩の中で、この高地を爾霊山と詠みました。なんじの霊の山、すなわち死んでいった将兵たちの山だと詠んで鎮魂したのです。

息子を戦争で亡くしながら、乃木の日記には遺骨と遺品が届いたとしか書かれていなかったそうです。

ロシアは奉天での決戦に100万人を集結させます。一方、日本もロシアの周辺国で工作活動を行い、社会活動家を動かします。

スポンサード リンク

サイトトップページへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)