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坂の上の雲 第12回のネタバレ有りレビュー

坂の上の雲 第12回のネタバレ有りレビュー

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ロシア軍との黒溝台会戦が始まりました。しかし乃木の部下たちは、コサック騎兵に次々とやられていきます。

急速に戦力を消耗し、援軍を仰ぐ将校。しかし乃木の部隊には期待していないと冷たく言われます。それをじっと聞いていた乃木希典の無念を柄本明が好演されていました。

児玉源太郎は好古の部隊を乃木軍の援護に回します。ここを敵に突破されたら日本軍全部が崩壊する危険があるからです。

死闘の末、ロシア軍は退却しました。しかし、好古は大軍が来ると警告したのにそれを軽視したからだ、と憤ります。多くの兵を死なせたのですから、彼の怒りはもっともです。


バルチック艦隊

バルチック艦隊はマダガスカルにいました。喜望峰を回って西から来たわけですが、こちらのルートのほうが近かったんですかね。司馬遼太郎さんの原作には理由が書いてあるのでしょうか。

秋山真之が再び戦地に赴くことになるシーン。母と妻に見送られ、すこし歩いたところで振り向くところが印象的でした。なにしろ、戦いに行くということは帰って来られないかもしれないのですから、もう一度二人の顔を見たいと思ったのかもしれません。

奉天での戦いは、日本軍が大砲の数も兵士の数も劣っていました。

児玉たちの作戦は、まず敵の左翼を乃木軍が突き、次に右を突き、敵を右往左往させたところで中央突破するというものです。

好古には、乃木軍を助け、北方の敵の鉄道を破壊するという任務が与えられました。

その結果、クロポトキンは好古たちによって鉄道道路が分断されることを心配し、退却しました。こうして奉天包囲作戦は日本の勝利に終わりました。

児玉源太郎は東京に戻り、ロシアとの講和策を急ぐと言います。

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敵はどちらから来るか

バルチック艦隊はいよいよシンガポールにまで迫りました。問題は艦隊が日本海の対馬の方から来るか、太平洋を迂回してくるかです。

連合艦隊には艦隊が1セットしかないので、2ヶ所で待ち伏せることができないのです。

真之は対馬から来るとは呼んでいたものの、哨戒艦もバルチック艦隊を捉えられないため、迷いを感じます。そんな彼に、鈴木貫太郎は船足が遅いだけだろうと声をかけます。

鈴木役は赤井英和さんでした。

北海方面に行く準備を始めた海軍について、山本権兵衛が「作戦は東郷に任せており、大本営が口を出してはいけない」という場面が印象的でした。

真之たちは島村速雄に、津軽海峡の西方に行くことを進言します。あまりにバルチック艦隊が遅いので、日本海でなく太平洋ルートを通ったのではないかというわけです。

しかし、島村は時期尚早だと諫めます。彼も対馬を通ると読んでいました。舘ひろしさんの穏やかな演技がよかったです。


決戦の始まり

いよいよ、哨戒艦の一つが黒煙を吐いて進むバルチック艦隊を発見、打電します。体操をしていた真之もそれを聞きますが、その後の動きがコミカルでした。

重苦しい戦闘のシーンが多いので、家での真之やこのシーンがほっとできる、よいスパイスになりました。

真之は、本日天気晴朗なれど波高しという文章を加えます。天気晴朗ということは、敵を見渡せるので取り逃がしにくい。また波が高いということは射撃訓練を積んだ日本軍に有利という意味合いが込められていたそうです。

決戦に備えて甲板には砂が撒かれました。これは、将兵が死傷して出た血で甲板が滑らないようにするという工夫だそうです。戦争とはひどいものです。

戦艦三笠で敵艦隊の様子を双眼鏡で見る東郷平八郎たち。敵は団子状になっています。

東郷の「皇国の興廃此一戦にあり」という有名なフレーズが兵士たちを激励します。この一戦で日本の運命が決まるということです。

ここは危ないから中へ、という部下に、自分は老人だからここを動かないといった東郷の使命感の強さに脱帽します。

そして、常識を打ち破る陣形を東郷はとります。このシーンでの海に落ちる大砲の飛沫や波の迫力がすごかったです。

連合艦隊は敵前で回頭しました。この間、自軍は射撃ができず、敵からすれば静止目標になります。その間10分。

このターンがどのように生きてくるのか、次回が楽しみです。

戦争は本当に嫌なものですが、帝国主義が台頭し、その中で日本が生き抜いてきた背景には、戦場の多くの将兵の犠牲があったわけですね。

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