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トリック(TRICK)劇場版2

トリック(TRICK)劇場版2

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○あらすじ

売れないマジシャン、山田奈緒子はバイトを首になり、家賃を払えないためにアパートを追い出される危機に直面している。

そのアパートを変人物理学者、上田次郎が訪れる、というか勝手に侵入している。

上田は、富毛村という村から来た青年、青沼に、ある相談を持ちかけられていた。村で10年前、美沙子という少女が失踪した。そして最近になり、青沼のもとへ美沙子から手紙が来た。

その手紙によれば、美沙子は「箱のゆーとぴあ」という宗教団体の活動する筐神島に連れ去られ、そこで殺されるかもしれないというのだ。

報酬のために、山田は上田と筐神島に潜入するが、簡単に捕まってしまう。

ゆーとぴあに入りに来たと偽って島に滞在した山田と上田は、箱のゆーとぴあの教祖、筐神佐和子が指輪を瞬間に消したり、板で囲まれた空間にいきなり現れるなどの奇跡を目撃する…。


○感想・レビュー

私の大好きな「トリック(TRICK)」シリーズの劇場版第2作です。ちなみにトリックは2010年で祝10周年! 劇場版3や新作スペシャルが公開されます。

それにあわせて、オフィシャルブックも発売中です。私も読みましたが、上田と山田の対談や、堤幸彦監督、仲間由紀恵、阿部寛のインタビュー、トリックのトリビアなど盛りだくさんの内容です。

同書で、阿部寛さんがインタビューで、白髪の上田を演じたいとおっしゃっているので、まだまだトリックの続編が楽しめそうです。うれしいなあ。

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さて、今回は山村美紗の「赤い霊柩車」などの2時間ドラマの女王こと、片平なぎささんが登場! 筐神佐和子が手袋を口でくわえて脱ぐところは、もちろん往年の名作ドラマ「スチュワーデス物語」で片平さんが演じた役のパロディーです。

片平さんを映画でお見かけするのは珍しいですが、落ち着いた演技で悲しい超能力者を好演されていました。

トリックで私の一番のお気に入りはやはり阿部寛さん演じる変人物理学者、上田次郎です。私は上田だけ見ているだけでも満足ですが、今回も上田さん、いい味出しています。

山田のアパートに勝手に入り、「一人で」流しそうめんをしている姿が最高です。

また、上田の全国で「2000部」も売れている超ベストセラー、「どんと来い超常現象」シリーズのギャグも最高でしたね。

また、窮地に陥ったときに、山田を裏切るシーンも素晴らしい演技でした。

今回は上田がなぜか美沙子に惚れられるという珍しい設定で、素敵な殿方と言われて調子付く上田も最高です。まあ、私も調子付くでしょうけど。

ギャグや小ネタについては、他にも島のある場所が「アトウ海」にあったり、素潜り世界選手権で1番になったとのたまう上田が墓穴を掘ったり、トイレに「トリック劇場版」の「トイレツマル」が書いてあったりとすごいです。

また、最近では真面目な役の多い仲間由紀恵さんが「よろしくね」のポーズをぎこちなくしたり、「リング」の貞子になったりと、他では見られない仲間さんを見ることができます。

仲間由紀恵は「リング バースデイ」に出演していましたね。

そして、くっつくようでくっつかない山田と上田が、今回は絶体絶命のピンチで…。二人の仲が気になる人は必見でしょう。

美沙子(堀北真希)に惚れられ、「ウルトラして」との頼みにまた調子に乗って「じょわっ」と叫ぶ上田はとても笑えます。


○まだまだあるギャグ

ギャグはまだまだあります。上田の愛車「次郎号」がどんどん壊れてきて、今回はドアまで取れてしまいます。

甲冑姿の山田を見られるのもトリックならでは。

上田の著書「なぜベストを尽くさないのか」のベストを、「バスト」と言ってしまうのも面白かったです。

佐和子が村人に配った「お気持ち」も、上田がもらったものは形状が上田を連想させるのですが、山田が受け取ったあと、最後には…。正体はなんだったのか気になるところです。

村長の「とっとここの村から出て行け!」という台詞に「ハム太郎か」と突っ込む山田。佐和子との対決前に、うまく逃げようとする山田。桶の上から上田の急所を蹴る山田もいいです。

また、マトリックスばりのカメラワークをわざわざ上田の格闘シーン(必見です)に使うところは、遊び心が素晴らしいです。

今回は山田の母、里見がなんと選挙に出馬して、ところどころに登場します。ところが選挙に落ち、文字の力が効かなかったのかと落胆するのですが、その理由も楽しいです。

そして今回ほとんど出番のなかった矢部ですが、温泉に浸かったら悲劇が…。私はあまり身体的特徴をネタにするギャグは好きではありませんが、矢部関連のギャグはやはり笑ってしまいます。

トリック(TRICK)ファンはもちろん楽しめますし、この作品だけ単体で観ても面白いと思います。おすすめです。

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