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「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」まあまあ楽しめる

「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」まあまあ楽しめる

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劇場版の第3作であり、私の大好きなトリックの最新作です。ちなみに私はドラマ(パート3まで)、新作スペシャル、劇場版をすべて観ました。

この劇場版3は、読売新聞にレビューが掲載されていましたが、5点満点で2.5点という低い点数でした。トリックファンにとってはがっかりする点数だったのですが、結論から言いますとけっこうよく出来ていたと思います。

おそらく採点をした記者さんはあまりトリックが好きでないのかもしれません。なにしろシリーズ物だけに過去の作品を見ていないとわからないギャグなども多いですし、癖のある作品ですから。


あらすじ

科学技術大学教授で物理学者の上田次郎の元を、万練村の青年である翔平が訪れる。翔平は上田に、自分の村を守る霊媒師を決めるための戦いが近々行われるが、そこに応募してきた自称霊能力者のインチキを暴いて欲しいと頼む。

一方、自称天才美人マジシャンの山田奈緒子はいつも通りステージでは失敗し、アパートの家賃も払えずじまい。山田は万練村で霊能力者を募集していることを知り、財宝目当てに村に向かう。

村には既に数名の霊能力者が来ていた。最初はそれぞれの能力を披露しあっていたのだが、そのうちにその中の一人が殺されてしまう。

そこから霊能力者たちが命を奪い合う、バトルロイヤルが始まってしまった。

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お気に入りのシーンなど

私は大のTRICKファンなので、上田と山田の姿を見られるだけでうれしいのですが、やはりマンネリ化しているのは否めません。しかし、舞台となる村の名前がまさにまんねり村ですから、これは自虐ネタですね。

でも、私はこのマンネリ感がうれしいのです。水戸黄門と同じです(笑)。

冒頭の、翔平(佐藤健)が上田に依頼に来るシーン。赤いキャップの付いた棒の謎を見破れない、自称IQ200超の上田が笑えます。

ちなみにIQは200が最高です。今回は新作スペシャルと同様、上田次郎の人形が登場します。翔平が上田人形を二つ折りにしてしまうのもよかったです。

山田の母も相変わらず登場します。防犯に効果のある書が、「警視庁臨時駐在所」になっています。これは確かに効果抜群でしょう。

山田のアパートは立て替えたのに変わったのはドアに付いたオートロックだけ。暗証番号のスリットというのはドラマ版に登場した犯人から来ています。

アパートに山のように積まれたチキンラーメン。うらやましいです。仲間由紀恵さんがチキンラーメンのCMに起用されていたので、本作が公開されるときにはコラボCMもあったと思います。

ちなみに私もチキンラーメンが好きです。

万練村の手前にある看板、「ファッションセンターしまむら」ならぬ文字が。

翔平には思いを寄せ合っている美代子という少女がいますが、翔平は美代子に自分には霊能力なんてないんだ、と告げます。その場所の木に、密会禁止の札がかかっていますが、二人は気にも留めていません。

確かに密会したくなる場所ですよねー。

村の受付係はきたろう、村長は平泉成というとても個性的なキャストがうれしいです。

霊能力者たちが自分の能力を誇示します。まずは天海という女性(戸田恵子)。あの格好はやはりイリュージョニスト、プリンセス天功のパロディーでしょうね。戸田さん、似あっています。ちょっとトリックはしょぼかったですが(笑)。

続いて、土に埋めた棺桶から逃げるという山田。さすがに脱出のトリックはマンネリ化していますが、これは後の美代子の脱出劇につながっています。

続いて、杉尾園子という「千と千尋の神隠し」に出てくるカオナシのような女性。

ここまでの人たちのトリックはたいしたことないなあ、と思っていましたが、翔平と美代子の霊能力はすごいですね。どうやって脱出したのか気になります。

続いて登場したのは伏見達郎という王子様みたいな妙な格好の人物。藤木直人がぴったりなのが笑えます。藤木さんもこんな格好をテレビでするとは思わなかったでしょう。

鉄球が落ちてきても大丈夫な伏見。これはすごい、と思いましたが、そういう仕掛けとは。しかし、伏見を呪い殺すと宣言したのが鈴木玲一郎(松平健)。

その言葉通り、伏見は離れた場所で無残な死に方をしてしまいます。ちょっとここら辺は予想できてしまいました。

鈴木の宣言によって霊能者同士が命を奪い合うバトルロイヤルに。殺されないために林の中に隠れる山田のところへ、上田が食べ物を持ってきてくれます。

そして自分は生米を食べる上田。献身的じゃないですか。

天海は密室の中で毒蛇に噛まれて死に、杉尾も森の中で何者かに殺されます。

山田は相変わらず隠れていますが、また上田が食事を持ってきます。しかし、上田の著書「IQ200」が…。これはひどい。

上田が村人に襲われますが、通信教育で相撲もマスターしていたことが明らかになります。そして超絶アクションで敵を倒した後(もっと観たかったです)、さらに襲い来る村人を追い払うために、ついに上田の「巨大な体の一部」が姿を現します(笑)。あんなにでかいのか!

上田の前に登場する貞子(リングシリーズ)、あれはすごいですね。本物より恐いかもしれません。ちなみに仲間由紀恵は「リング0 バースデイ」の主演です。

終盤はマツケン絡みのネタが炸裂します。白馬に乗って颯爽と移動する鈴木、これはもちろん暴れん坊将軍です。鈴木が叫ぶ「マンサンケツバ」もマツケンサンバのパロディです。


感想

今回は矢部の登場シーンが少なかったのが残念です。まあ、牢屋でお約束のシーンがありましたけど(首が…)。

美代子の脱出はそういうことだったんですね。私は予想できませんでした。

今回も鈴木にも背景があり、美代子にも悲話があり、けっこう楽しめました。鈴木役の松平健はぴったりだったと思います。

アダモステは私はあんまりピンと来ませんでした。霊能力者同士の絡みも少なく、村人の個性も今ひとつだった気がします。

上田も「ジョワッ」と叫んで消えるなどの爆笑シーンが少なかったです。

確かに、マンネリなのはそのとおりですが、トリックファンとしてはまあまあ面白かったです。母の泉(ドラマ版トリック)との関係もありましたし。

総評としては、前述のようにトリックファンならまあまあ楽しめます。今回はちょっとパワー不足という気もしますが、まだまだトリックの続編を見たいです。
評価:3点(5点満点)

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